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風しん抗体検査およびワクチン接種のご案内


今回は風しん抗体検査およびワクチン接種のご案内を致します。
風しんは成人が発症すると重症化する傾向があり、更に先天性風疹症候群と呼ばれる合併症を引き起こすことがあります。
この症候群は、風しんの母子感染により、生まれた赤ちゃんに難聴や白内障、先天性心疾患などを起こすものです。
妊娠初期の女性が風疹に感染すると、発症する確率が高くなります。
風しんは、感染力が強い病気で、風しんウイルスの感染で起こります。
感染経路は飛まつ感染と接触感染で、感染者のせきやくしゃみ、会話などで風しんウイルスを含んだ飛まつが飛び散り、その飛まつを鼻や口から吸い込むことによって感染します。
会話をしているだけでも風しんウイルスを含んだ飛まつが1~2メートルくらいは飛び散ります。
風疹ウイルスに感染すると、平均16~18日間ほどの潜伏期間を経て発症します。
ただし、風疹ウイルスに感染しても15~30%程度の人は、抗体はできるが症状は現れない不顕性感染となるとされています。
従って、不顕性感染の場合では普通に会話をしただけの気づかないうちに周囲に感染を広げてしまうことがあるのです。
先天性風疹症候群を防ぐためには、特に免疫が十分でないと考えられる人たちが、積極的にワクチンを接種することが重要とされています。
この風しんワクチンですが、過去に定期接種が行われなかった“谷間の世代”があります。
この世代の方へのご案内となります。
【対象】
令和元年度から令和5年度に風しん抗体検査・予防接種を受けていない昭和37年4月2日~昭和54年4月1日生まれの男性
【流れ】
① お住まいの自治体より無料クーポン券が郵送にて配布されていますので、運転免許証等本人確認書類も持参の上、受診してください
(予約は不要です)
② 問診を確認の上、抗体の有無を調べるため採血を行います
③ 結果通知
陰性であれば、風しんに対する抵抗力が低いので予防接種の対象となります
(陽性であれば予防接種の必要はありません)
④ 予防接種
当日の問診を確認の上、ワクチンを接種します
*以上、すべてクーポン券の持参で自己負担額は0円となります。
母子手帳での接種歴が確実な人はむしろ少ないと思いますので、お気軽にお問い合わせください。
繰り返しになりますが、妊婦さんの先天性風疹症候群を防ぐためには妊婦や妊娠を希望する女性と接する可能性がある人が、ワクチンを接種して予防することが重要です。
対象となっている男性はぜひとも抗体検査を受けてください。
なお、クーポン券利用期間は令和7年3月31日までとなっています。ご注意ください。

クーポン券の持参で抗体検査とワクチン接種は無料で受けられます