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ごあいさつ


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当ホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
この度、生まれ故郷である磐田市において内科・消化器内視鏡クリニックを新規開業させて頂くことになりました井坂利史と申します。
これまで消化器および内視鏡専門医として20年以上にわたり診療に従事して参りました。
前任地でも健診・ドック・外来診療などで、多くの方々の外来診療・内視鏡を担当しておりましたので、一度はお会いになった方もいらっしゃるかと思います。
その日々の診療において、胃腸に不安を覚えて受診して頂いているのにも関わらず、内視鏡検査枠の事情から1~2か月もお待ち頂くこともあり、もっと早くに検査をしてあげられたらと常々思っていました。

また、昨今はかかりつけ医を持つことを勧められていますが、内視鏡をしてくれるかかりつけ医を持つことも大事と考えています。定期的に同じ医師に胃や大腸をフォローしてもらうことは今までの所見と比較することが容易となり、病変の早期発見・診断に寄与すると考えているからです。その際に、せっかく受けるなら十分な経験がある医師に、設備が整った環境でしてもらいたいと思うのが普通です。
ただ、病院だと設備は整っているけど、医師が多いため担当医も固定されないといったことが起きます。
これら2つの思いから少しでも地域の方々に貢献できたらと考え、開業を決意した次第です。
具体的には、胃内視鏡においては、比較的楽に受けられる鼻から挿入する内視鏡を基本としますが、内視鏡検査が怖くて躊躇している方には鎮静剤を使用して半分眠った状態で受けて頂くことも可能です。
また、平日は仕事のため受診が困難といった方にも検査が受けられように土曜日にも内視鏡検査を実施します。

大腸癌は年々増えており、罹患数(かかった人数)で第一位、死因数では女性においては第一位という深刻な状況です。(がん情報サービス:ganjoho.jp)従って、多くの方(特に女性)に大腸内視鏡検査を受けて頂く必要性があると考えています。
ただ、女性においては前処置の下剤を飲む際に、男性がいると何度もトイレに行くことが恥ずかしい、検査着で院内を移動することに抵抗感があるといった声があるのも事実です。
そこで、少しでも受診しやすくするために、当院では毎週水曜日の大腸内視鏡枠を女性だけに限定したレディースデーとしました。もちろん他の曜日でも完全個室でトイレも個室内にありますので、安心して前処置をすることができます。
外来診療においては消化器病専門医、胃腸科専門医、ピロリ菌感染症認定医として、逆流性食道炎、ヘリコバクターピロリ菌感染症、機能性ディスペプシア、過敏性腸症候群、下痢・便秘、潰瘍性大腸炎といった疾患はもちろんのこと、総合内科専門医として高血圧や糖尿病、脂質異常症といった生活習慣病、各種ワクチン接種にも対応いたします。
中でも便秘に関しては便秘外来として詳細な問診、各種検査(レントゲン、エコー、内視鏡)、便細菌叢検査(自費診療)を通して原因を探ることで、個々に応じた食生活のアドバイスや投薬を行い、便通改善を図ります。
また、新型コロナウィルス感染症といった新興感染症にも対応すべく、動線を分離した隔離室を設けていますので、安心して受診して頂けます。
スタッフ一丸となって、地域の皆様に信頼されるクリニックを目指していきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

院長紹介

井坂 利史 (いさか としふみ)

略歴
1974年 静岡県磐田市生まれ
1993年 磐田南高校理数科 卒業
1999年 三重大学医学部 卒業
三重大学医学部附属病院 第二内科研修医
2000年 松阪市民病院 内科研修医
2001年 松阪中央総合病院 内科 医員
2003年 愛知県がんセンター中央病院 消化器内科 レジデント
2005年 松阪中央総合病院 胃腸科 医員
2007年 十全記念病院 内科 医長兼内視鏡センター長
新都市病院 内科 医長
2016年 新都市病院 内科 部長
2020年 新都市病院 副院長
2023年 いさか内科・消化器内視鏡クリニック開設 院長

資格
日本内科学会認定 内科認定医
総合内科専門医
日本消化器病学会認定 消化器病専門医
日本消化器内視鏡学会認定 消化器内視鏡専門医
日本消化管学会認定 胃腸科専門医
日本ヘリコバクター学会認定 ピロリ菌感染症認定医
日本緩和医療学会 がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修修了(PEACE)

業績

学会発表
名称 場所 形式 演題
2003 日本消化器病学会東海支部第98回例会 口演 大腸転移巣が多彩な肉眼型を呈した胃癌の大腸転移の一例
第27回肝胆膵治療研究会 名古屋 口演 診断に苦慮した膵嚢胞性疾患の一例
DDW2003第45回日本消化器病学会 大阪 示説 早期胃癌に対する内視鏡的粘膜切除術後の異時性多発癌の特徴に関する検討
第191回日本内科学会東海地方会 岐阜 口演 術前診断しえたts1膵癌の一例
日本消化器病学会東海支部第99回例会 名古屋 口演 保険適応後のH.pylori除菌療法の除菌率及び副作用
第46回日本消化器内視鏡学会東海地方会 名古屋 口演 膵管内進展を認めた膵腺房細胞癌の一例
2004 第40回日本消化器画像診断研究会 グアム 口演 門脈・主膵管内に浸潤した退形成性膵管癌(破骨細胞型巨細胞癌)の一例
第90回日本消化器病学会総会 仙台 示説 H.pylori除菌療法が無効で経過観察中6年後に胃癌の発生をみたAPI2-MALT1陽性胃MALTリンパ腫の一例
第67回日本消化器内視鏡学会総会 京都 口演 門脈・主膵管内に浸潤した退形成性膵管癌(破骨細胞型巨細胞癌)の一例
日本消化器病学会東海支部第100回例会 静岡 口演(シンポジウム) 悪性GISTに対するイマチニブ・メシレートの治療成績
第46回日本消化器病学会大会 福岡 口演(シンポジウム) 当院でのts1膵癌に関する検討
日本消化器病学会東海支部第101回例会 名古屋 口演 主膵管狭窄を呈した膵漿液性嚢胞腺腫の一例
2005 第195回日本内科学会東海地方会 口演 膵管癒合不全を伴った膵腺扁平上皮癌の一例
第69回日本消化器内視鏡学会総会 東京 示説 膵cystic islet cell tumorの3例
2006 第71回日本消化器内視鏡学会総会 東京 示説 胆管穿破により閉塞性黄疸をきたした膵管内乳頭腫瘍の一例

論文
論文名 掲載誌 発行年
門脈および主膵管内に進展を示した退形成性膵管癌(破骨細胞型巨細胞癌)の1例 日本消化器病学会雑誌 102 6 736‐740 2005年
EUSによるTS1膵癌の診断 胆と膵 26 6 539‐543 2005年
主膵管内への進展を認めた膵腺房細胞癌の1例 消化器画像 9 1 35-39 2007年
API2-MALT1 chimeric transcript-positive gastroduodenal MALT lymohoma with subsequent development of adenocarcinoma as a collision tumor over a clinical course of 7 years Histopathology 51 114-137 2007年

理念

1.地域から医療技術と実績で評価・信頼され、必要とされるクリニック

23年間の医師(2022年時点)としてのキャリアで培った内科認定医、総合内科専門医、消化器病専門医、消化器内視鏡専門医、胃腸科専門医、ピロリ菌感染症認定医としての経験をもとに各種ガイドラインに沿った診断・治療を行います。

2.職員が職種の壁を超えたチーム医療を実現し、かかりつけ医としての役割を果たせるクリニック

大病院にはない少人数ならではの小回りのきいた対応を事務員、看護師と共に目指します。
まずはどんな症状でも気軽に相談をして頂ければと思います。専門性が高いと判断した際には適切な施設への紹介を行い、患者様にとってベストな方針をご提案致します。

3.内視鏡を通して、地域の胃・大腸癌の早期発見・治療に寄与できるクリニック

今まで消化器内視鏡専門医として胃・大腸癌の早期発見に努めるべく、精進して参りました。今後はより地域の皆様に貢献できたらと考えております。